神奈川県横浜市金沢区片吹 アンテナ修理

テレビが映らないとお電話でアンテナ修理のご依頼を承りました

お客様のご都合の良い日にお伺いさせて頂き、早々に現状確認

雨曝しになる雨トヨ部分に配線接続分

雨曝しになる雨トヨ部分に配線接続分があり

防水テープが巻かれていたが配線は、雨水浸水して腐食していた

防水テープが巻かれていたが配線は、雨水浸水して腐食していた

*防水テープが巻かれていたが理屈通りに巻かれてなく雨水浸水した人的ミス

建物引き込み配線余長ギリギリまで切詰めてみましたが

建物引き込み配線余長ギリギリまで切詰めてみましたが

配線内部の雨水が出て来る

配線内部の雨水が出て来る(画像ではわかりずらいのですが)

雨水浸水の配線は接続直しをしても再発するので既存配線利用が不可能な状況

ユニットバス天井裏のブースター電源部が宙づり状態で取り付け

ユニットバス天井裏のブースター電源部が宙づり状態で取り付けられ

テスト用ブースターを取り付けると正常に電源供給出来ていたので故障は無い

テレビが映らない原因把握が要約ハッキリして、お客様に原因をご説明

屋内のユニットバス天井裏に設置されているブースター電源部まで配線引き直し

アンテナ修理の方向性が大まかに決まる段階でお客様よりもう一つのご相談

ネット大手のアンテナ工事会社で新築時にアンテナ工事をしたが

いくつかの特定チャンネルのテレビの映りが悪く何度か直してもらったが

電波受信状況が変わった?のか、直らない現状のまま、今回のアンテナ修理を

当方にご依頼頂いた事が判明し既存アンテナ電波状況を早速確認

高感度パラスタックUHFアンテナを破風板壁面取り付け

既存アンテナは、高感度パラスタックUHFアンテナを破風板壁面取り付け

お世辞にもきちんとビス固定、コーキング剤処理がされているとは言えない

お世辞にもきちんとビス固定、コーキング剤処理がされているとは言えない

引き回し配線固定サドル、ビスが鉄製の為、潮風塩害で既にサビサビ

引き回し配線固定サドル、ビスが鉄製の為、潮風塩害で既にサビサビ

お客様にデジカメ画像をお見せすると「これが大手なんだ」とガッカリ

一番悪いのがNHK・Eテレ(26ch)の電波強度が非常に弱い

一番悪いのがNHK・Eテレ(26ch)の電波強度が非常に弱い

CN比は完全に受信基準値以下で映っているとしたら偶然

NHK・Eテレ(26ch)CN比は完全に受信基準値以下で映っているとしたら偶然

民放局の中で日テレ(25ch)が平均的なCN比

民放局の中で日テレ(25ch)が平均的なCN比

とは言え、受信基準値以下で将来的に安定してテレビが映るとは言えない

ブースターを正常に動かす電波強度が確保出来なければテレビの映りが悪い

加えてCN比(電波の質)が悪ければ、ノイズごと電波を増幅してしまう為

テレビの映りが安定せず、映ったり、ブロックノイズが入るなどを繰り返す

時間帯、天候によりテレビが映らない(E202エラーE203エラー)

真っ黒な画面になりブラックアウトしてしまう事になる

既存アンテナ取り付け位置は、BSアンテナ、引き回し配線を優先した位置で

屋根中央の破風板壁面取り付け位置の方が電波受信状態は良くなるが

新築アンテナ工事から数年後に屋根中央にアンテナやり直し工事は

流石にお客様もショックが大きくなるしアンテナ修理費用が嵩む

調査用アンテナで少しだけ可能性があるかも?と既存アンテナ方向調整

既存アンテナの東京スカイツリー方向

既存アンテナの東京スカイツリー方向

画像左側の青い瓦屋根のお宅よりも右側に向いている

丘の上に向かう様に左側に数十センチ動かし

丘の上に向かう様に左側に十数㎝動かし

画像右側の青い瓦屋根のお宅と丘の上のマンションの真ん中辺りに向く

電波強度、CN比共に多少向上するが、基準値を満たす状況にはならず

アンテナの取り付け高さを下げました

アンテナの取り付け高さを10数㎝下げました(3cm違うと大きく変わる)

電波受信が悪い場合、普通は高くするのですが、お客様宅はハイトパターン現象

アンテナ取り付け位置、屋根の左右、高さで電波受信が違う

アンテナを下げると電波受信が基準値近くまで上がる

NHK・Eテレ(26ch)の電波強度が6㏈強くなる

NHK・Eテレ(26ch)の電波強度が6㏈強くなる

NHK・Eテレ(26ch)のCN比が受信基準値ギリギリまで向上

NHK・Eテレ(26ch)のCN比が受信基準値ギリギリまで向上

TBS(22ch)CN比は飛躍的に改善

TBS(22ch)CN比は飛躍的に改善(フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京も)

日テレ(25ch)CN比だけが現状維持程度で改善出来ない

但し日テレ(25ch)CN比だけが現状維持程度で改善出来ない

アンテナ取り付け位置、高さなどを変えない限り受信基準値以上に改善不可能

ブログで簡単に書いてますが、実際の作業は1時間以上、方向、高さを調整

アンテナ修理費用が出来るだけ掛からない方向で作業させて頂きました

アンテナ方向調整、高さ調整が完了

お客様もご納得して頂き、アンテナ方向調整、高さ調整が完了

壁面金具ビス防水処理のコーキングをやり直し

壁面金具ビス防水処理のコーキングをやり直し

引き回し配線固定サドルとビスをステンレスに交換、コーキング処理

引き回し配線固定サドルとビスをステンレスに交換、コーキング処理

屋根隅の化粧銅板隙間に配線を隠す様に配線引き回し

屋根隅の化粧銅板隙間に配線を隠す様に配線引き回し

配線が強風、降雪で引っ張られて出てこない様にコーキング固定

使えなくなった建物引き込み配線はビニールテープを巻き入線カバー内に収める

使えなくなった建物引き込み配線はビニールテープを巻き入線カバー内に収める

1階ユニットバス天井裏まで配線引き直し

1階ユニットバス天井裏まで配線引き直し

貫通穴を開け、配線引き込みになるので雨水防水の為、入線カバーを取り付け

ユニットバス天井裏のブースター電源部に配線接続すれば作業が終わるはずが

ブースター電源部に接続されていたアンテナ側からの配線から雨水が噴き出る

ブースター電源部に接続されていたアンテナ側からの配線から雨水が噴き出る

宙づりだったブースター電源部を柱に固定すると接続部分から雨水が出る

反対向きになる正常な取り付けをした事でブースター電源部内に雨水が回り

ブースター電源部が一瞬にしてショート故障

IMG_7827.jpg

最初に確認出来なかったブースター電源部故障も追加

BS混合ブースター+電源部の交換になりますが、ブースター電源部のみ交換

最初に雨水浸水確認出来なかったので電源部交換は特別対応でサービス

各チャンネルの視聴状態も安定しており、正常にテレビが映る様に戻りました


アンテナ修理ご依頼まで少し期間が開いていた事で雨水浸水が進んだとは言え

建物引き込み配線接続部分から入り込んだ雨水がブースター電源部まで浸水

最初のアンテナ工事の際に配線接続部分が理屈通りに防水テープ処理がされて

雨水腐食、雨水浸水が起きなければ、建物に余分な傷を付ける事も無かった

そして何よりアンテナ修理費用が発生する事も無かった

電波受信が悪い状況は、地デジアンテナ、BSアンテナの取り付け位置決定を

工事時間が早く終わる(作業性優先)、安く終わる?を優先したが為に

安易な判断から数年でテレビが映らない状況を生み出したものと思われる

最初の電波受信確認、判断を正確にしていれば、これも起きなかったはず

どちらも工事会社として「アンテナ工事をどこまでやるか」の責任問題

工事保障◎年など各会社で記載されている事が普通ですが

アンテナ工事後に直してもらって直らずにアンテナ修理ご依頼を承る事も多く

大手だから安心、アンテナ工事はどこも同じ、費用が安い方が良いなど

大多数のお客様の心理もあり、意外に寝深い問題ではないかと実感

アンテナ工事のやり方、考え方は、工事会社で様々なのが現状


アンテナ修理にお伺いして10ヶ月が過ぎましたが、その後の経過観察でも

テレビが普通に見れている様で問題が起きなかった事が何よりです


こんなに長いブログをお読みになる方は少ないので、参考になるのか?

もし最後までお読みになる方で参考になった?

無いのが普通ですが、コメントでも残してもらえると幸いです







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