埼玉県入間市野田 マンションアンテナ工事

いつもアンテナ工事のご依頼を承っている管理会社様より

他業者様にアンテナ修理(テレビが映らない)を依頼して数日後に

テレビ埼玉だけ見れなくなり、第2オピニオン的にご依頼を承りました

直すのにアンテナ建て替え工事になる可能性があり、工事費用が30万以上

よくあるアンテナ工事費用30万以上のカラクリに思えてしまう内容(笑)


緊急出動出来ないか?とテレビが映らなくなった際にもご相談を受けましたが

管理会社様別物件の川崎市中原区のアパート分電盤異音修理対応でお伺い出来ず

別業者様が当日お伺い可能との事で、お伺いしなかった経緯があったのですが

数日で別の不具合が起きるのもおかしい?とご不安になられたご担当者様より

ちゃんと原因が何か?どうなっているのか?を確認、マンションアンテナ修理

のご依頼を承り、お伺い致しました

テレビボックス内

最初の業者さんが直したのであれば何が原因なのかをテレビボックス内をまずチェック

テレビ埼玉の電波強度、ブースター増幅しているのに弱すぎ

映らなくなったと言うテレビ埼玉の電波強度、ブースター増幅しているのに弱すぎ

電波強度が極端に弱いので当然CN比も壊滅的に弱い

電波強度が極端に弱いので当然CN比も壊滅的に弱い

これでテレビ埼玉が映っていたら、おかしな電波になる

民放局も電波強度が少し弱く、CN比も基準値ギリギリ

3分配器で2本の分配配線を6分配器2個に接続、10本の分配配線を利用

3分配器で2本の分配配線を6分配器2個に接続、10本の分配配線を利用

この分配配線を組みたいのであれば、2分配器から5分配器2個の方が理想的分配

7.5~8㏈減衰する3分配器を4.5~5㏈減衰する2分配器(2.5㏈減衰を回避)

15~16㏈減衰する6分配器を12.5~13㏈減衰する5分配器(2.5㏈減衰を回避)

二つの分配器で余分に最低5㏈減衰している電波強度を確保出来る

ただ電波強度が足りないのなら、分配器交換で直るかもしれないが

肝心の最初の電波強度、CN比の受信基準が確保出来ていない事が原因

マンション屋上壁面取付になっている既存アンテナ

マンション屋上壁面取付になっている既存アンテナ

アナログ時代に取り付けられたVHF+UHF+BSアンテナ

先にアンテナ修理に来た業者さんが直したのであろう配線接続部分

先にアンテナ修理に来た業者さんが直したのであろう配線接続部分

剥がしたビニールテープが屋上に落ちていたので間違いない

剥がしたビニールテープが屋上に落ちていたので間違いないでしょう

ビニールテープだけ?って事で雨水浸水による配線接続不良だったのか?

700M帯電波障害対策フィルターも配線接続接栓も雨水浸水し、水が出て来ました

補修部分の配線接続を外すと、雨水浸水して、700M帯電波障害対策フィルターも

配線接続接栓も雨水浸水し、水が出て来ました

直したのか?再発したのか?疑問ですが、映らなくなった原因は、まずここです

減衰するのを補う様に前置きブースター設置

複雑に組まれたUHF側の配線を追い掛けて行くと、1本のUHFアンテナ配線を

屋外2分配器で2本に分配、減衰するのを補う様に前置きブースター設置

UHFアンテナ配線を地デジ(東京スカイツリー)とテレビ埼玉

2本に分配されたUHFアンテナ配線を地デジ(東京スカイツリー)とテレビ埼玉

としてUHF+UHF混合器に接続(1本のUHFアンテナなので少々無意味かと)

アナログ当時に必要だったVHF+UHF混合器で1本の配線に合体

アナログ当時に必要だったVHF+UHF混合器で1本の配線に合体

現在ではFMラジオのアンテナとして使っているご入居者様が居ない限り

この混合器は不要になりますが、確認が出来ないので残す方向で調整

水没していた700M帯電波障害対策フィルターを手持ちのものに交換

水没していた700M帯電波障害対策フィルターを手持ちのものに交換

配線接続部分を防水処理した上でアンテナマストに固定

防水テープを巻き、配線接続部分を防水処理した上でアンテナマストに固定

私がマンションアンテナ工事をするなら不要になるUHF+UHF混合器

前置きブースターを接続しない方向で接続配線組み直し

既存アンテナから直接のテレビ埼玉の電波強度

既存アンテナから直接のテレビ埼玉の電波強度

テレビ埼玉のCN比、テレビが映る状態で間違いない

テレビ埼玉のCN比、テレビが映る状態で間違いない

東京スカイツリーのNHK総合の電波強度

東京スカイツリーのNHK総合の電波強度

NHK総合のCN比もテレビが映るし、修理前のブースター後よりも良い

NHK総合のCN比もテレビが映るし、修理前のブースター後よりも良い

*ブースターを通しているのにアンテナ単体の電波受信の方が良いと言うのも

絶妙におかしいし、何を確認して直したのか?も疑問だらけ

配線をシンプルに直し、前置きブースターの電源供給ユニットを外し

配線をシンプルに直し、前置きブースターの電源供給ユニットを外し

既存BS混合ブースターに配線直結接続、ブースター強度調整

テレビ埼玉の電波強度が予定通りに上がる

各お部屋に送られている6分配器の空き端子で電波強度チェック

テレビ埼玉の電波強度が予定通りに上がる

テレビ埼玉のCN比も安定

テレビ埼玉のCN比も安定

NHK総合の電波強度も大丈夫

NHK総合の電波強度も大丈夫

NHK総合のCN比も安定

NHK総合のCN比も安定

ご在宅のご入居者様にテレビ視聴状態を確認して頂き、アンテナ修理完了

現地マンションでアンテナ分配配線図面を下書きし、電波強度理論値を計算

正常範囲に電波送信される様にアンテナ配線各所を確認、配線手直し

BS混合工事になっているので混合配線による電波の歪が多少ありましたので

既存BS混合ブースターの電波強度出力調整をチェッカーを見ながら確認

基本的な最大値以内の電波強度にしました

理論上の理屈(電波が強ければ良いと言う事ではない)と混合歪を抑える事

無理矢理のUHF+UHF混合は、無意味になるので排除するなど

シンプルなアンテナ工事に変更させて頂きました


ただの個人業者で知識も然程無いんだろ?って、言われる事もありますが

図面理論や電波強度計算を現場で直ぐにその場でやってます

図面理論と現場理論に違いもあるので、計算上の数値が違う事も見越し

何が原因なのかを出来る限り正確に判断する様に毎回しております

マンション配線設計は、図面が読める、書けるが当たり前で基本

どうやれば材料が減らせる(安く設計出来る)、各部屋均等分配になるなど

パズルゲームの様で面白く感じます

神奈川県相模原市近隣のアンテナ工事、アンテナ修理だけでないので

午後2時過ぎ頃にアンテナ修理のお電話を頂き、今日来れますよね?

と言われる事がございますが、その日によっては、何処に居るかで

対応出来ない事もあり、不機嫌に電話を切られる時は、悲しいですね

そんな時は、自分に「ドンマイ」って、励まします(笑)







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